介護職の休日の重要性を説いてきましたが、実際に介護職の方はどのような休日を過ごしているのでしょうか。
最近では介護職になってこれから成長を遂げて活躍できるようになりたいという人も増えてきています。
その向学心を生かして勉強を重ね、資格を取得して活躍の場を手に入れようとするケースも多いのが現状です。
平日は仕事が忙しくて体力的にも負担が大きく、勉強に集中できないケースも少なくありません。
そのため、介護職としての向学心が強く、資格取得を目指したいという人は休日を活用している傾向があります。
休日の過ごし方として通信教育を使って勉強する時間にしたり、参考書などを購入して独学したりするのが典型的です。
特に通信教育は充実してきていて、施設によっては支援をしてくれるので有効活用しているケースが増えています。
一方、セミナーを利用して学ぶ人も多くなっています。
介護職の人が知っておくべき介護のポイントを解説してくれるものもあれば、介護業界の全体像、介護施設の経営のノウハウなどを学べるものもあり、興味に応じて自分なりの成長を遂げられるのが魅力です。
また、同じ介護職で働いている人たちとのネットワークも広げられるため、セミナーを通してモチベーションを高めているケースもあります。
セミナーは土日に開催されることが多いので休日を活用しやすく、定期的に通っている人もいるのが現状です。
資格の取得を目指すセミナーや、介護に関連する資格としてどんなものがあるかを紹介するセミナーもあり、これから勉強を始めたい人にとっても役に立っています。
このように休日がきちんと取れると充実した時間を過ごすことができるため、仕事のモチベーションも変わってきますし、ゆくゆくは介護職の人材不足を解消することもできるかもしれません。
今後のためにも、介護職の休日についてしっかり見直すことはとても大切であるといえるでしょう。